
日本人の1ヶ月の平均読書量
読まない:65%
1~2冊:20%
3~4冊:7%
5~6冊:4%
7冊以上:4%
みなさん、本は読んでますか?
月に3冊以上読めばレアキャラです。
全部で254の雑学を1つの話につき5~10行くらいの長さなので、子供が読んでも無理なくスラスラ読めちゃうのがこの本のよいところ。
子どもの寝かしつけに1~2個ずつ聞かせてあげるのもいいかもしれませんね。

鳥の雑学
なぜ、スズメの死骸を見かけることがないか?
一般に野鳥は人目につかないところで巣をつくり、産み、育て、森や山で死ぬので死骸を見かけることはない。しかし、スズメは人家近くにたくさん住んでいるので死骸を見かけてもおかしくはない。しかし、見かけない。なぜだろうか。
ある研究によると、スズメの分布は、立て込んでいる地域でも「7軒に1軒程度に1羽」だという。そのくらいだと、スズメの死骸がその敷地に落ちるのは9年に1回あるかないかであるという計算をした人がいる。しかも、カラスやネコがすばやく持っていくので人の目に触れることはないのである。
わたしも、40年近く生きてきてスズメの死骸を見たのは小学生のころに1回だけです。
「たしかになぁ」って思いました。
人間の雑学
耳の穴に指を突っ込むと聞こえる「ゴーッ」という音の正体は?
その音は筋肉繊維の伸縮で出る23ヘルツの低周波音である。静かにしていても、人体は肺、心臓、胃、腸などが休むことなく動いている。これらの筋肉は細い繊維が寄り集まってできており、自由に伸縮する。
そのとき、主に、縮む筋肉が低周波音を出している。耳の穴に指を突っ込むと、指を伝って直接それらの音が届くのでゴーッと聞こえる。
こういう話は、子供好きですよね。
身近な疑問を短く教えてくれるのがこの本の良い所です。
食物の雑学
タネナシスイカは、タネがなくて来年もできるのか?
タネナシスイカにもタネはある。普通のスイカは、細胞の中心核に22本の染色体を持っているが、これをコルヒチンという薬品で処理すると、44本の染色体のスイカができる。このスイカに普通のスイカの花粉をかけると33本の染色体のスイカができ、そのタネから咲いた花にさらに普通のスイカの花粉をかけるとタネナシになるのだ。だから、タネナシスイカのタネは、普通のスイカのタネと同じ、来年も実ができる。
種なしのスイカは薬品処理してたんですね。
大人もへぇって思えるような話が満載です。
子どもに読み聞かせているのに、自分の知識も増えていきます。
まとめ:身近な疑問が解決できる本
この本の良いところは、普段なんとなく疑問に思っていたこと、疑問すら感じずに流してしまっていたことに「あっ!」とか「なるほど!」という気付きを与えてくれるところです。
子どもの好奇心を刺激してあげるきっかけになる一冊だと思います。
子どもの寝かしつけに、読書するきっかけに読んで見てはどうでしょうか?
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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