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みなさん勉強してますか?
今回は、落合陽一さんの著書「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」を読んで学んだことを書いていきます。

簡単に自己紹介
小学生の息子を2人持つ、サラリーマンです。
電力業界→ボイラー業界→石油業界、と渡り歩き石油業界で現在10年目です。
月に1冊以上の読書を習慣にしてます。
著者:落合陽一さんの本を読むのは、今回が初めてとなります。
Twitterもフォローさせていただいて、普段から発信されることにアンテナを張ってはいるのですが、正直自分とは次元の違う思考なのかと思って本を読むのは避けていました。
たまたま図書館で見かけたので、何かの縁と思い手に取り読んで見ることにしました。
読んで見ての感想は、ぜひ子を持つ親御さんに読んでもらいたい。
オススメです。
本の厚みの割には非常に読みやすくなってます。
目次
子供に「なぜ学校に行かないといけないの?」と言われたら?
過去の自分もそう思っていた時期ありました。
自分の息子に聞かれたらみなさんはどう答えますか?
著者は、本の中でこのように書いています。
そもそも僕自身、大学で学生に教える立場にありますが、「学校=必ず行かなければいけない場所」とは考えていません。義務教育であったとしても、人それぞれに合わせた学び方の選択肢が存在すべきと思っています。
ネット環境の普及に伴って、オンラインでの授業も行われるようになりました。
日本の教育は、戦後からカリキュラムにほとんど変化がありません。
今後、見直しが行われ好きな時に好きなことを学べる環境になっていけば良いですね。
子育てに活かせそうなこと
小さな気づきを与えてくれる内容となってます。
子育てに活かせそうなことを何個かご紹介します。
子供に意見を求める時に、正解を求めない
著者は、意見を引き出す魔法のキーワードとして、子供に意見を求める時に
「これは、僕が今、思いついたことだから、正解はないんだけどね」
と前置きする。
「正解はない」
この前置きをするだけで、意見が多く出るようになるそうです。
論理的な言語能力を鍛える
日本人は苦手とする発言力。
自分の頭で考えたことを深め、それを言語化して話す能力を伸ばしていくことが必要。
なぜ?なぜ?なぜ?を繰り返す
なぜ、すきか?
なぜ、それをやりたいか?
ネットの情報や誰かに聞いた話をただ話すだけでは意味がありません。
他の人に説明できるようになると、その後の人生が大きく変わります。
わたし自身、苦手としているところです。
子供には苦手意識を持たせないように力をつけさせたいところです。
子供のうちに希少な経験をたくさんさせる
筆者は、本の中で
「人の持っている基本能力に差はほぼない」
としています。
では、なにが差を生むのか?
「希少な経験」
だそうです。
これは共感しました。
希少であるかどうかは、子供が感じることなので親が判断すべきことではないと思いますが、やりもせずに嫌がるのではなくてなんでもとりあえずやってみるように促すようにしています。
子供には、ひとつでも多くの経験を積んで欲しいと思っています。
わたし自身もそうですね。
大人になったからと言って、経験を積むことをやめる必要はありません。
親が進んで新しい経験を積んでいくところを見せていきたいですね。
まとめ:書籍には教育論が様々書かれている
今回、紹介したことの他に気になったところメモ書きとして残します。
プログラミングはあくまで手段、ツール
STEAM教育
親は子供のささやかな質問に対して、正解を言うことが正しいとは限らない
相手の「佇まい」を判断する能力
専門性を生かした複数の柱を持つ
エピローグで筆者はこのように書かれています。
失敗するのは当然くらいの感覚で、学び続けることをやめず、チャレンジすることを怖れずに生きていきましょう。
大学教授であり、経営者という立場から書かれているので大変参考になるところが多かったです。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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