書評

もぎ塾実況ライブ!\できる脳の育て方/【書評】

 

茂木健一郎さん、面白い方ですよね。

子育ての本で面白そうなのないかなぁと図書館を探検しているとこの本に出会いました。

茂木さんの本を読むのは初めてになるのですが、たいへん楽しかったです。

 

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takumikan

簡単に自己紹介

40代目前に控えた小学生の息子を2人持つサラリーマンです。

月1冊以上の読書をノルマに日々、勉強中。

学びを発信してます。

 

脳科学的にいうと「学び」って何だ?

「脳科学と学び」なんていうと、ちょっと堅苦しい話じゃないかなと思うかもしれないですけど、いわゆる「勉強」ね、学校での学びももちろん大事です、国語、算数、理科、社会、大事ですよね。だけど、「学び」って脳科学的にはどういうことかごぞんじですか。
 脳科学的にいうと「学び」って何かというと、脳の神経細胞がつなぎ変わることを「学び」といいます。僕の脳の中でも皆さんの脳の中でも千数百億個の神経細胞がつながっているんです。この神経細胞がつなぎ変わることが、実は「学び」なんです。この前、福島で講演した時、控室で東京から来たスタッフの1人が”ままどおる”を初めて食べて「おいしい、おいしい」と感激していました。知ってます?”ままどおる”。福島県の名物菓子ですが、スタッフは食べた瞬間に、「ままどおる=福島=おいしい」という新しい脳の回路ができたんです。これが「学び」すなわち「ラーニング」なんです。

「学び」ってのは、こう考えると日常生活の中でいっぱいあります。

こどもに限らず大人になってからも「学び」はいくらでもできる。

同じこと繰り返す日常ではなくて、普段と違うことを毎日少し取り入れるだけで「学び」というのは蓄積されていきます。

 

「聞く・読む」インプットあっての「話す・書く」アウトプット

ただし、脳はゼロから何かを生み出すことはできない。

中略

さっきも言ったけど、「話す・書く」というのはブローカ野でやってるわけですけど、「聞く・読む」はウェルニッケ野でやってます。脳科学では何も分かってないとさんざん言ってきたけど、脳科学が言葉の習得についていろいろ研究してきて1つだけ分かってることは何かっていうと、特に発達初期においては言葉を大量に聞くことが大事だということなんです。

中略

 本というのは、読んだ本が自分の足の下に積み重なって、その高さ分だけ世界が見える、広い世界が見えると、僕は思っている。100冊読んだ人は100冊分の高さから世界が見えるし、1000冊読んだ人は1000冊分の高さから見える。インプット、大事なんだよね。世界が広がる。やっぱり、どんどん読まないと。
 書くこと大事だと、よくいいますよね、僕もさっきから表現が大事だと言っている。でもそれは読んでからのことですよ。読んでなかったら、絶対に書くことはできません。聞くことも大事なインプット。言葉や文章を大量にインプットしてなかったら、話すことはできません。インプットがまず先で、その後である程度素材が固まったら、今度はアウトプット、「話す・書く」が重要になるんです。

読書に関する感覚で言うと自分は一緒ですね。

そう思って、本を読んでます。

それが、読書するモチベーションだったりします。

 

この本は、茂木さんの講演会の時の話がベースとなっているので、茂木さんしゃべり口調が苦手な人はあまり楽しめないかもしれません。

とはいえ、子育てにおいて子供にどんなことをしたら良いかというヒントがいっぱい詰まっています。

すべての子供に天才になれるチャンスがある。

そう思わせてくれる本です。

興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

 

本日はここまで、です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 


 

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