2級ボイラー技士の試験勉強をしようと考えている
でも、どうやって勉強すればいいの?
そんな疑問を解決します。
本記事の内容
・2級ボイラー技士の勉強方法に関する記事です。
①試験内容
②使用する問題集
③勉強のやり方
2級ボイラー技士のオススメ参考書に関する記事はこちらから
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2級ボイラー技士オススメ参考書
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筆者は、電力業界(2年) → ボイラー業界(4年) → 石油業界(10年目)と渡り歩き勤めております。
2級ボイラー技士は、電力業界に勤めているときに実費で講習を受け、取得しました。
そして、当時はボイラー業界へと転職しました。
その経験を基に2級ボイラー技士の筆者自身の勉強方法について紹介します。
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試験内容について
勉強を始めるにあたって、まずはどんなことが出題されるのか確認していきます。
試験科目は?
試験科目 | 試験範囲 |
ボイラーの構造に関する知識 | ・熱および蒸気 ・種類および型式 ・主要部分の構造 ・付属設備および付属品の構造 ・自動制御装置 |
ボイラーの取扱いに関する知識 | ・点火 ・使用中の留意事項 ・埋火 ・付属装置および付属品の取扱い ・ボイラー用水およびその処理 ・吹出し ・清浄作業 ・点検 |
燃料および燃焼に関する知識 | ・燃料の種類 ・燃焼方式 ・通風および通風装置 |
関係法令 | ・労働安全衛生 ・労働安全衛生法施工令および労働安全衛生規則中の関係条項 ・ボイラーおよび圧力容器安全規則 ・ボイラー構造規格中の附属設備および附属品に関する条項 |
合格基準は?
・科目毎に40%以上の正解率
・かつ総得点で60%以上
試験科目 | 問題数 | 必要正解数 |
ボイラーの構造に関する知識 | 10問 | 6問 |
ボイラーの取扱いに関する知識 | 10問 | 6問 |
燃料および燃焼に関する知識 | 10問 | 6問 |
関係法令 | 10問 | 6問 |
科目毎に40%以上の正解率と書かれると4割でいいのかと油断してしまいそうになります。
そうではなく、それぞれの科目で10問ありますので6問ずつ正解を目指してください。
そうすれば、60%以上となります。
出題内容と合格基準についてはイメージできましたか?
次は使用する問題集について書いていきます。
使用する問題集
使用する問題集については前の記事でも書きましたがこれ一択です。
二級ボイラー技士試験標準問題集 新版
書店では売ってないはずです。
販売先は、一般財団法人日本ボイラー協会になります。
ぜひ、この問題集を購入してください。
なぜ、この問題集か?
・ボイラー協会から出版されているから
・このテキストから、まんま試験問題が出るから
この2点です。
ボイラー協会が直々に作成しているからこそ、試験の問題になりやすい。
合格率が50%以上と高い理由もこの辺にあると思います。
Amazonで中古のものが売っていたりしますが、最新版にしてください。
問題傾向が変わってきているという受験者の情報もネットで見られます。
古い情報の問題よりも最新の情報で勉強してください。
それでは、続いて勉強方法についてです。
勉強のやり方
勉強のやり方についてですが、筆者の完全なオリジナルです。
勉強方法は合う合わないは個人それぞれになりますので、参考程度にしてあなたのやりやすいようにアレンジしてください。
やることは3つです。
①過去問を解く(現在の理解度を確認)
②問題集を解く
③過去問を解く(最終確認)
まず、はじめに最新の過去問を1つやります。
どんな問題が出るのか感覚を掴むためです。
そして自分の現在の知識の立ち位置を知るためです。
それを理解した上で問題集を解いていきます。
二級ボイラー技士試験標準問題集 新版
問題数が410問あります。
これを試験日までに最低でも2回繰り返すことを目指します。
問題集を解き始める前に試験日を決めてください。
試験日まで30日なのか、60日なのかで1日に最低限解く問題数が変わってくるからです。
試験日まで30日ならば
410問 × 2周 = 820問
820問 ÷ 30日 = 27.3問 ≒ 27~28問/日
1日に27~28問ペースで解いていきます。
しかし、それに過去問を解く日数も「初日」と「最後の確認で2日」の「最低3日」は確保したいので問題集を解く日数は27日になります。
820問 ÷ 27日 = 30.3問 ≒ 30~31問/日
これを最低ラインとして1日の勉強負荷とします。
筆者の場合、時間で決めると、はじめる前から憂鬱になってしまうのでこの方法でやっています。
特別なテクニックは必要ありません。
あとは、ひたすら問題を解いて覚えていくだけです。
注意ポイント
試験勉強をしてください。
よくありがちなのが、ボイラー技士になるための勉強をしてしまうことです。
「???」
意味がわかりますか?
真面目な人ほど、より深く理解しようと参考書を一生懸命読んだりするのですが、必要ありません。
それは免許を取得し仕事をはじめるようになってから詳しく勉強すればいいことです。
試験に出る問題だけを理解すること。
それに集中してください。
やることは以上です。
数をこなしただけ、試験問題の知識が深くなり合格に近くなります。
あなたの合格を祈ってます。
頑張ってください。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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