
2級ボイラー技士ってどんなことしてるの?
就職先、仕事内容、年収について知りたい

そんな疑問を解決します。
本記事の内容
・2級ボイラー技士の就職先について
・2級ボイラー技士の仕事内容について
・2級ボイラー技士の年収について
2級ボイラー技士のオススメ参考書に関する記事はこちらから
-
-
2級ボイラー技士オススメ参考書
続きを見る

筆者は、電力業界(2年) → ボイラー業界(4年) → 石油業界(10年目)と渡り歩き勤めております。
2級ボイラー技士は、電力業界に勤めているときに実費で講習を受け、取得しました。
そして、当時はボイラー業界へと転職しました。
筆者自身の経験を踏まえ紹介します。
スポンサーリンク
目次
2級ボイラー技士の就職先
・工場
・病院
・学校
・ホテル
・デパート
・ビルの管理会社
・ボイラーのサービスエンジニア
挙げるとけっこうな数が出てきます。
それだけボイラーの需要があるということであり、その数だけボイラー技士の免許を取得している知識が求められているということです。
筆者は、電力業界でフィールドエンジニアを経験し、ボイラー業界ではサービスエンジニアを経験しました。
2級ボイラー技士の仕事内容
仕事内容はその職場により様々です。
2パターンに分けて紹介します。
施設管理(フィールドエンジニア系)
このジャンルは、上で紹介した「工場~ビルの管理会社」までをイメージしてください。
実際にその現場で管理する人間の仕事のこと。
主な内容は以下です。
・日常点検
・保守点検
・不具合の確認
・可能ならば、不具合の補修・修繕
・不具合の報告
・不具合解消するため、業者の手配・折衝
メンテナンス(サービスエンジニア系)
このジャンルは、上で紹介した「サービスエンジニア」をイメージしてください。
「サービスエンジニアとは?」ってなりますか?
簡単に言えば、ボイラーを製造しているメーカーの設備員やそのボイラーメーカーの代理店を務める設備員などの修理業者のこと言います。
筆者はこちらのジャンルで働いていたので、経験を基に具体的に書いていきます。
分かりやすいところでいきます。
・顧客のボイラー定期点検
・顧客のボイラー不具合修理
・顧客のボイラー据え付け・撤去
ボイラーだけに留まらず、その他にもプラスαがあります。
・工場の中も点検
・省エネの提案
サービスエンジニアは、ボイラーをメンテナンスしているだけでは儲かりません。
ボイラーの個数というのは、数が決まってしまっているからです。
新規開拓も必要ですが、工場全体をプロデュースするぐらいの提案をすることで収益を増やします。
簡単な例を言いますと
ボイラーの蒸気を作るためには水を大量に使います。
では、その水はなにを使用しているか?
「水道水」を使用しているのと「地下水」や「工業用水」を使用しているのではランニングコストが大きく違ってきます。
そんな顧客に対してランニングコストを下がるように、「水道水」 → 「地下水」や「工業用水」を使用するように提案をする。
こんな感じです。
サービスエンジニアになると、ボイラーだけの知識に留まらずに施設全体を見れる知識があると顧客からの信頼を得ることができ営業成績を伸ばすことができます。
ボイラー技士の年収状況
これも2パターンで紹介します。
転職サイトを見れば大体のイメージができると思いますが紹介します。
施設管理(フィールドエンジニア系)の年収
年収:350万円 ~ 450万円
月収:17万円 ~
このジャンルで年収を伸ばしたい人は、ボイラーだけでなく施設全体の管理ができる知識を求められるので
・危険物取扱者
・電気工事士 欲を言えば 電気主任技術者3種以上
・エネルギー管理士(熱・電気)
・公害防止管理者(大気・水)
一例ですが、大きい施設なればなるほど要求される資格・知識は多くなります。
メンテナンス(サービスエンジニア系)の年収
年収:400万円 ~ 550万円
月収:20万円 ~
こちら業界は顧客ありきの仕事になりますので、残業代の出る・出ないの会社により手取り変わってきます。
そして、メンテナンスと言いつつも営業成績が関わってくるケースが多いです。
手取りを増やしたい人への気にして欲しいワンポイント
これは、どの職種に勤めるにしても考える材料にして欲しいことになります。
家賃補助があるかどうか
なんとなく年収が高く見える場合がありますよね。
業界により様々なので具体的な数字は言えませんが。
しかし、家賃負担がないと全然大したことのない手取りになってしまう場合があります。
逆に同じ年収なのに、家賃補助があることで生活がそこまで苦しくないものになります。
転勤のある会社の場合が多いのですが、家賃補助が付きます。
筆者の経験した会社は「8割」補助でした。
家賃の「8割」負担してもらえるのはかなり大きいです。
例えば、家族持ちで家賃10万円の8割を負担してもらえば、家賃の支払い2万円で済みますからね。
年間で言えば、
8万円 × 12ヵ月 = 96万円
96万円の負担をしてもらえば、単純に年収が96万円増えることと同じです。
同じ年収が、350万円でも
・家賃補助あり:350万円 + 96万円 = 446万円と同等の暮らし
・家賃補助なし:350万円 - 家賃 = 350万円以下の暮らし
全然違いますよね。
筆者の会社を選ぶ1つの判断基準です。
参考にしてください。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
-
-
2級ボイラー技士オススメ参考書
続きを見る
スポンサーリンク