世界NO.1の投資家と言われる人物。株をやらない人でもその名前を知っているではないでしょうか。様々な著書がありますが、株の買い方について、改めて紹介します。
この記事はこれから投資をはじめようと思っている人、はじめようと思っているけど、まったく知識のない人に向けて、小学生の息子にも伝わるようなレベルでの話になります。ある程度の知識をお持ちの方は、もの足りなく感じるかもしれません。
それでは、紹介していきます。
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どうやって銘柄を選ぶ?
・シンプルでわかりやすい事業を選ぶ
・安定して利益を上げている会社を選ぶ
・将来の見通しが明るい会社を選ぶ
・経営者は合理的な考え方をしているか
・経営者は株主に対して誠実に接しているか
シンプルでわかりやすい事業を選ぶ
バフェットの主な情報源は、会社の年次報告書(アニュアルレポート)を読むことだったそうです。
※ 年次報告書(アニュアルレポート) :会社の1年間を総括した報告書のこと
→投資をしようと思った会社の年次報告書(アニュアルレポート)を読む
→次に、競争相手の会社の年次報告書(アニュアルレポート)を読む
安定して利益を上げている会社を選ぶ
バフェットは長期的に成功していて、利益を上げ続けている会社に興味を持ちます。
判断材料としているのが、「EPS」という指標です。
※EPSとは:1株あたりの純利益のこと(純利益/発行株式数)
「EPS」の数値が大きいほど、株主のお金を効率的にに使って利益を生み出していると考えられてます。
将来の見通しが明るい会社を選ぶ
バフェットが興味を持つ会社は、事業内容が分かりやすいだけでなく、他社を圧倒するような強みを持っている会社です。
- 強いブランド力
- 特許、技術力
- 独自のビジネスモデル
- デザイン性 等々…
経営者は合理的な考え方をしているか
バフェットは、たとえ会社の見通しが明るく見えたとしても、その経営者が有能で誠実な人でなければ、決して投資はしないそうです。
魅力的な経営者とは
- 合理的である
- 株主に対して誠実である
- 業界や会社の「横並びに慣例」に抵抗できる
※ 横並びに慣例 :誰かのマネをしてしまうこと
経営者は株主に対して誠実に接しているか
バフェットは、株主に対して誠実な経営者を高く評価し、業績についても正直に報告することを望んでいます。
- 会社の価値は大体どれくらいか?
- 借金は返せるのか?
- 与えられた条件のなかで経営しているか?
銘柄を数字で見分ける
・株資本利益率の高い会社を見つける
・売上高営業利益率の高い会社を見つける
・オーナー収益の高い会社を見つける
・会社の価値よりも割安な株を見つける
株資本利益率の高い会社を見つける
株資本利益率=純利益÷株主資本
その会社が株主のお金(株主資本)を使って、どれくらい効率よく利益を上げているかを見るモノサシのこと。
注意点
- 長期投資が原則なので、5年とか10年の長い期間の推移を見る
- 株価はつねに変化しているのを意識する
- 利益を上げるときには、本業の成績にも注目すること
売上高営業利益率の高い会社を見つける
バフェットにとって、コスト削減はけっして特別なものではありません。コストに対しても非常に厳しいので、1ドルの売り上げに対する適正な費用をいつでも考えています。
売上高営業利益率=営業利益/売上高 × 100(%)
営業利益=売上高ー売上原価ー販売管理費
バフェットは、コストをおさえて利益率を高める経営者を高く評価します。
オーナー収益の高い会社を見つける
オーナー収益とは?
オーナー収益 =営業キャッシュフローの数値ー毎年の設備投資額+運転資金の合計
バフェットは、この数値がプラスになるかどうかが投資基準になっています。
会社の価値よりも割安な株を見つける
バフェットは、リスクを嫌うため、会社の価値に比べて株価が明らかに割安なときにしか投資をしないそうです。
バフェット流のポートフォリオ
・ポートフォリオはどうして大切か?
・「フォーカス投資」で資産を増やす
ポートフォリオとは?
株式や債券などを保有している資産全体を意味します。
ポートフォリオはどうして大切か?
経済の動きに絶対はありません。ある程度の予想はできても「確実に儲かる」とは誰も言えません。しかし、株や債券の値動きは、為替や金利に大きく影響を受けます。そのため、将来に備えて、異なる値動きをする複数の銘柄や商品を組み合わせることが大切です。
「フォーカス投資」で資産を増やす
バフェットのポートフォリオの特徴は、良いと決めたら集中して投資することです。これを「フォーカス投資」と呼びます。
バフェットが保有している主な銘柄は約12社程度だそうです。
フォーカス投資を成功させる5つの鉄則
- 優れた会社を見つけ出す
- 投資する銘柄は少ないほどよい
- 高い確率にかける
- 我慢強く持ち続ける
- 株価の変化でパニックに陥らない
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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