企業分析ってどうやるの?
そんな悩みを解決していきます。
この記事はこれから投資をはじめようと思っている人、はじめようと思っているけど、まったく知識のない人に向けて、小学生の息子にも伝わるようなレベルでの話になります。ある程度の知識をお持ちの方は、もの足りなく感じるかもしれません。
書いている私自身も40歳を目前に、老後に備えて株の運用をはじめようと勉強をはじめました。その中で分からなかった用語達を調べ知識を蓄えていきました。この蓄えた知識が同じような環境の方たちの役に立てばと思います。
今回は、Level4と題した4回目になります。
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企業分析ってどうやるの?
株の選び方に間違いない、正しいという方法はありません。みんなそれぞれの手法を使って銘柄を選んでいます。投資家やファンドマネジャーと呼ばれる人がどんなことを基準にしているか紹介いたします。
株価
過去1年間の株価に比べて、今の株価は「たかい?」「ひくい?」
過去の業績
- 過去、何年間利益を出しているか?
- 毎年、利益は出ているか?
- 利益を出している期間は長いか?
- 利益は頭打ちになっていないか?
市場シェア
- 市場のシェアは伸びているか?
- 競合会社に負けていないか?
- シェアを奪われていないか?
その会社の商品の市場全体
- 商品やサービスの市場は大きくなっているか?
- それとも小さくなっているか?
なるべく伸びている市場の株を買いたいですよね。
新しいテクノロジー(技術)
- 会社の顔と呼ばれるテクノロジー(技術)はあるか?
- そのテクノロジー(技術)は古く、時代遅れとなっていないか?
会社の顔と言える商品が時代遅れになってしまうと、だれも振り向かなくなる可能性がありますよね。
マクロ経済の影響
- いま世の中で起きていることは、その会社にとって有利?不利?
- 戦争がはじまったらどうなる?
- 石油の供給は止まってしまうだろうか?
清算価値
- その会社の資産価値は?
- その会社の事業価値は?
経営陣
- CEOや経営陣は、優秀?
- 会社の方向性を理解してる?
- 過去に実績をあげた人材?
- 業界の動きに敏感である?
- その会社を大事にしてる?
買収の標的になるか?
別の会社がその会社に買収を仕掛けると、その会社の株価は急に上がります。買い手は市場価格より高い値段を払わないと買うことはできません。その会社は買収のターゲットとなる?
知的財産(特許など)
その会社には特許や商標があるか?「知的財産」と呼ばれるもの。特許があれば競争を避けられるし、少なくともある程度の期間は、競合会社がその会社をマネすることができなくなります。
配当は?
利益分配のある株を買う。長期期間安定して利益を出してくれる銘柄を探す。
まとめ
プロの投資家が銘柄を選ぶ際の一例になります。参考になれば、幸いです。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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