株をはじめるにあたって、基本的な知識を深めたい。
そんな悩みを解決していきます。
この記事はこれから投資をはじめようと思っている人、はじめようと思っているけど、まったく知識のない人に向けて、小学生の息子にも伝わるようなレベルでの話になります。ある程度の知識をお持ちの方は、もの足りなく感じるかもしれません。
書いている私自身も40歳を目前に、老後に備えて株の運用をはじめようと勉強をはじめました。その中で分からなかった用語達を調べ知識を蓄えていきました。この蓄えた知識を同じような環境の方たちの役に立てばと思います。
今回は、Level3と題した3回目になります。
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押し目買いって?
「押し目」、つまり株価が安くなるまで待って、買いを入れること。もし、新しい服を買おうとしたときに1万円するものをすぐに買うか、またはバーゲンセールで半額の5千円で買うか、どっちにしますか?もし、5千円になるまで待ってから服を買うとしたら、それが「押し目買い」ということになります。
株も同じことです。投資家はいまの株価ではなく、市場の調整局面まで待って、「押し目」で買おうとします。
ブル(強気)とベア(弱気)とは?
株式市場が長い期間上がっていると、「ブル(bull:強気)相場」といわれます。もし、今後数ヵ月の市場の予想を聞かれて「ブリッシュ(強気)に見ている」と答えれば、株式市場が上がり続けると考えているという意味です。
反対に、ベア(bear:弱気)を意味します。市場が長期間下がり続けていたら「ベア(弱気)相場に入っている」と言われます。そんなときに今後の株式市場がどうなるかと聞かれたら「ベアリッシュ(弱気)だ。下がり続けるだろう」と答えるでしょう。
ブル(強気)とベア(弱気)は、株式市場や景気がいまどうなっているか、そしてこれからどうなっていくかを表す言葉になっています。
評価益 と 評価損とは?
たとえば、1万円で買ったグーグルの株価が5千円まで下がっていたら、あなたは5千円の損をしたことになるでしょうか?反対に、1万円で買った株が1万5千円に値上がりしたら、5千円の儲けを得たことになるでしょうか?
正解は、どちらも正解ではありません。買った株が「上がろうが」、「下がろうが」、「実際に売るまでは損もしなければ儲けもしません」。株を売ったときにはじめて「利益」と「損失」が確定します。
それまでは、あなたが持っている株の値段というのは毎日上がったり、下がったりを繰り返します。それにつれて「評価益(paper profit)と評価損(paper loss)が計算されます。
つまり、株を売却するまでの暫定的な評価額ということですね。
リスク・オン と リスク・オフとは?
投資家が、安全で保障された現金や債券から、より高いリターンを求めて株式に乗り換えることを「リスク・オン」のトレードといいます。つまり、より大きな株価の変動を受け入れて、リスクの高い投資をするということです。それは、株式市場の方向性に自信を持っているということになります。
その反対が「リスク・オフ」です。もし、投資家が株を売って低リターンでも比較的安全な現金や債券に乗り換えたりしたら、「リスク・オフ」といいます。どうしてこうするかというと、株式市場や景気の見通しを心配して、株が近い将来上がることはないだろうと思っているからです。そこで、投資家たちは株を売って、元本割れのリスクの少ない資産に向かおうとするのです。
株式チャートとは?
資産運用業界には、過去の株価とそのほかの指標のチャートを長時間かけて分析し、今の株価が正しいかどうかを判断しようとする人たちがいます。そんな人をチャーチストと呼びます。株価チャートには様々な見方があって、チャーチストは色々なチャートを利用して、株価がどう動くかを予想します。
今回はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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