iDeKo(イデコ)とNISA(ニーサ)を比較検討したい。
そんな方の悩みを解決していきます。
少子高齢化が進み、年金制度も行き詰まりを見せている今日。
近年、国は、国民一人ひとりがが金融機関へ預貯金(間接投資)から投資信託などの購入(直接投資)へと資産運用の方法をシフトチェンジさせ、自分自身で老後の資金を準備するように促しているように感じます。
そして、iDeKoやNISAはそのために用意された制度です。
それでは、それぞれを比較していきましょう。
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iDeKo・NISA・積立NISAについて図で比較
iDeKo(イデコ) | NISA(ニーサ) | 積立NISA(ニーサ) | |
積立可能期間 | 原則60歳まで | 2023年まで ※新制度で2028年の予定 | 2037年まで |
運用商品 | 定期預金、保険、投資信託 | 株式、投資信託、REIT、ETFなど | 限定された投資信託ETF |
最低投資金額 | 5,000円~ | 100円~ | 100円~ |
1年間に投資できる金額 | 年間14.4万~81.6万 ※勤務先などにより異なります | 年間120万 | 年間40万 |
非課税運用期間 | 70歳まで | 5年(最長10年) | 20年 |
拠出時の税制優遇 | 全額所得控除 | なし | なし |
税制優遇 | 退職所得控除 公的年金等控除 掛金を全額所得控除にできる(所得税、住民税) | 売買益、配当金、分配金などの投資で得た利益にかかる税金20.315%が非課税 | 運用で得た利益が非課税 |
換金(払出し) | 60歳まで限定不可 | いつでも可能 | いつでも可能 |
比較で分かるiDeKo・NISA・積立NISAを利用すべきタイプ
iDeKoがいいタイプはどんな人だい?
「老後の資金作り」だけを目的とする人
すぐに、使う予定のないお金で投資するのであれば、iDeKo(イデコ)を利用するのがおすすめです。
では、NISA(ニーサ)や積立NISA(ニーサ)がいいタイプは?
60歳前に運用したお金を使う可能性が高い人
お子様の教育費や家の購入費など、必要な時に売却・出金ができるNISA(ニーサ)積立NISA(ニーサ)を利用した方がいいです。
まとめ
iDeKo(イデコ)や積立NISA(ニーサ)は国が力を入れて始まった制度です。
この制度は「国民一人ひとりに、自分の老後資金をつくらせる」とメッセージがあります。
様々な税制優遇の制度が設けられており、国が環境を整えてくれています。
家計をしっかりと見直し、余ったお金で投資に回すようにしていきましょう。
今日はこのへんで、記事を読んでいただきありがとうございます。
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