ボイラー技士ってどんな仕事してるの?
ボイラーってそもそもなに?
そんな疑問を解決します。
本記事は、2級ボイラー技士についてとボイラーについての記事になります。
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筆者は、電力業界(2年) → ボイラー業界(4年) → 石油業界(10年目)と渡り歩き勤めております。
2級ボイラー技士は、電力業界に勤めているときに実費で講習を受け、取得しました。
そして、当時はボイラー業界へと転職しました。
その経験を基に2級ボイラー技士とはどんな仕事をするのか、ボイラーとはなんなのかを紹介します。
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ボイラー技士とは?
免許が必要になるボイラーの大きさを蒸気ボイラーで説明します。
伝熱面接が「3.0㎡以上」
胴の内径が「750㎜以上」
胴の長さが「1,300㎜以上」
上記のサイズのものを取扱うとなると2級ボイラー技士の免許が必要となります。
それ以下となると
ボイラー取扱技能講習修了者
特別教育を受けたもの
免許が不要
ボイラーの大きさにより細かく条件が分けられています。
ボイラー技士ってどんな仕事してるの?
簡単に説明すると以下になります。
・ボイラーを操作する
・ボイラーの点検
・ボイラーの安全管理
ボイラーを操作する
ボタンスイッチをひとつ押せば自動で起動するボイラーや、アナログな設備になれば全て手動で作業が必要なボイラーもあります。
それを操作するのが、ボイラー技士の仕事になります。
そして建物の暖房設備として使われているのであれば、温度調整の管理をできる状態に整える知識と技能が要求されます。
ボイラーの点検
ボイラーの点検には様々なものがあります。
・法律で要求されているもの
・日常運転する前→運転中→就業後
法律で要求されているもので言うと、「安全弁」と呼ばれるボイラーの圧力が上昇し過ぎたときに圧力を逃がすための弁(装置)があります。この弁の点検です。厳密にいうと「ボイラー整備士」の免許を持っている人が整備をするので、自分が持っていなければ外注するケースもあります。ただし、この点検周期を管理するのがボイラー技士の仕事になります。
日常点検でいえば、温度や圧力を表示する計器が正常に動作しているかや、水や蒸気が漏れていないか、などの外観の点検を行います。
ボイラーの安全管理
安全管理のなかで一番重要になるのが、圧力の管理です。
正常な管理ができていないと、事故の原因となるからです。
点検のところでも説明しましたが、計器が正常に動作しているかを確認し、またその計器の値が正しいところで管理されているかを確認するのがボイラー技士の仕事になります。
ボイラーってなに?
ボイラーとは、「大きなやかんだよ」とボイラー業界に就職した際に教わりました。
入れ物(本体)があって、その中に水を入れて、加熱する。
加熱された水が沸騰し蒸気を発生させる。
それを大きな窯の機械で行うのがボイラーです。
では、ボイラーの蒸気はどんなに使われるか?
暖房
食品の加熱
医療機器の殺菌
発電機のタービンを回すため
テーマパークのアトラクションの演出
蒸気はこうやってみると様々な用途として使われます。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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