人間は、追い込まれた時に、最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されてします。
時間にメリハリがつけられない。だらだらと仕事や勉強をしてしまう。そんな悩みをこの習性を生かして解決していきます。
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制限時間術
みなさんは小学校の時、夏休みの宿題は早めに終わらせるタイプだったでしょうか、それとも最後の3日間、はたまた1日で仕上げた人もいたのではないでしょうか。わたし自身は、読書感想文を最後まで残して、最後のほうに慌ててやるタイプでした。
人それぞれですが、最後の3日間や1日で終わらせることができるならなんで夏休みの最初にやらなかったのだろうと思いませんでしたか?
人は締め切りを設定すると「ノンアドレナリン」という物質が脳から分泌されます。
ノルアドレナリンはモノアミンの一種、またカテコールアミンの一種である。生体内において、神経伝達物質またはホルモンとして働く。生体内ではチロシンから合成される。ノルアドレナリンの受容体はアドレナリン受容体ファミリーであり、三量体Gタンパク質共役型である。末梢神経系では交感神経における神経伝達物質として重要である。中枢神経系では、橋にある青斑核にノルアドレナリン作動性神経細胞が多く存在し、そこからほぼ脳全域に投射している。中枢神経系ノルアドレナリンは覚醒-睡眠やストレスに関する働きをし、注意、記憶や学習などにも影響すると考えられている。
- 集中力を高める
- 学習能力を高める
- 脳を研ぎ澄ます
この作用を利用します。
ストップウォッチで時間を決める
仕事や勉強を取り組む前に、時間を設定します。時間はできる限り短い方が好ましいです。人間の集中力は15分程度しか継続できません。
そして、時計はデジタル表示ではなく、あえてアナログ表示にしたほうが良いです。アナログにすることで秒針まで「時間を見える化」することで制限時間をより意識することができます。
この方法の良いところは、作業の「最初と最後」に集中力が2回高まる効果が出ます。
仕事・勉強をやり終えるのに1時間必要だとしたら、15分 × 4セット = 60分と考えて作業します。
もし、60分をだらだらと作業していたら「最初と最後」の2回のみ集中力が高くなりますが、15分に区切ることで4倍の8回、集中力が高くなります。
集中してできることを考えれば、45分(15分 × 3セット)として15分は休憩できるという考え方もできます。
制限時間を設けるときの注意事項
この方法を使うときに絶対していけないことがあります。
それは、「アラーム機能」を使うことです。1つの作業しかない場合はいいのですが、アラームがなることで集中力が途切れてしまうからです。
1度切れてしまった集中力は、次に高まるまでに15分の時間を必要とします。せっかく作業を区切っても、15分ごとに集中力を切らしてしまっては効率が悪くなってしまいます。
アラーム機能を使う場合はその作業のみ集中する場合など、作業内容にあわせてください。
まとめ
- 人間の追い込まれたときに集中力を発揮
- 制限時間の原理を利用する
- ストップウォッチはアナログ表示が理想
- アラーム機能は使わない
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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