毒劇物取扱者の資格を持っていたらどんな仕事に就けるの?
年収はどれくらい?
そんな疑問を解決します。
本記事の内容
・毒劇物取扱者が就ける仕事について
・毒劇物取扱者の年収について
・毒劇物取扱責任者について
毒劇物取扱者のおすすめの参考書について知りたい方は下記の記事を参照してください。
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毒劇物取扱者試験、独学の勉強方法
続きを見る
筆者(@takumikan3ex)は、電力業界(2年) → ボイラー業界(4年) → 石油業界(10年目)と3社を渡り歩き、勤めております。
毒劇物取扱者の試験は、ボイラー業界に勤めていた平成19年の時に取得し、当時は会社の毒劇物取扱責任者も担当していました。
筆者の経験も踏まえて紹介します。
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毒劇物取扱者が就ける仕事は?
毒劇物取扱者の資格単体での仕事というのは求人サイトを見てもあまりありません。
危険物取扱者 + 毒劇物取扱者 のパターンが多いですね。
筆者も転職を考えた際にこの資格を入力して調べたものです。
最近の求人情報を見た上で紹介します。
・薬店
・臨床検査センター
・農協職員(JA関係など)
・産業廃棄物の分析
・クリーニング資材の卸売り
・メッキ工場
・農薬販売
・化学原料の卸売
・インキ屋
薬店となると、薬学部出身の人たちが「 薬剤師 + 毒劇物取扱者 」の資格コンボで就職するイメージが沸きます。
臨床検査センターや産業廃棄物の分析なんかもこの辺でしょうか、化学系の大学出身の人も入りやすそうですね。
農協職員、農薬販売なんかは「毒劇物取扱者」の資格だけでも勝負できそうです。
メッキ工場などの「製造業関係」で就職を目指すならば、「毒劇物取扱者」だけだと厳しいでしょう。
最低限ほしいのは、「毒劇物取扱者 + 危険物取扱者 + ボイラー技士」あたりは必要になります。
欲を出すと工場で排水管理が必要になるので「公害防止管理者 水質」を持っているとさらに優遇されるでしょう。
毒劇物取扱者の年収は?
就職する業界によってバラつきがあります。
薬剤師さん系ですとドラックストアに勤めても「500万~」です。
化学分析を行う会社ですと「600万~900万」という企業がありました。
製造業関係ですと「400万~500万」くらいが相場です。
毒劇物取扱責任者はどうすればなれる?
毒劇物取扱責任者の就くためには、
毒劇物取扱者試験に合格していること(合格証が必要)
毒劇物取扱者の合格を満たす大学の履修を終えて卒業していること
どちらかの条件をクリアしている必要があります。
その上で、事業所から選任者として選ばれ行政へ届け出をすることで、晴れて「毒劇物取扱責任者」となることができます。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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