乙4種の危険物取扱者試験の対策はどうしたらいいの?
試験概要が知りたい
そんな悩みを解決します。
本記事では、乙4種危険物取扱者試験の対策について書いています。
危険物の知識が全くない方に向けての記事です。
乙4オススメの参考書を知りたい方は下記の記事を参照してください。
簡単に自己紹介
筆者(@takumikan3ex)は、電力業界 → ボイラー業界 → 石油業界と渡り歩いて、現在石油業界に10年勤めております。
危険物取扱者乙4種の資格は、ボイラー業界の時に取得しました。
ちなみに、この3つの業界では必須でないものもありますが、全て知識として必要となります。
必須となるのは、石油業界です。
【合格基準】乙4種の試験概要
試験勉強を始める前に覚えておくことがあります。
試験概要(科目)と 合格基準です。
試験科目は3教科あり、それぞれ正答率60%以上が必要となります。
1教科でも60%未満があると不合格になってしまいますので注意が必要です。
簡単にまとめるとは以下ようになります。
・法令:15問
合格基準:9/15 (正答率60%)
・基礎的な物理学および基礎的な化学:10問
合格基準:6/10 (正答率60%)
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問
合格基準:6/10 (正答率60%)
それぞれの科目で何問、間違えることができるかを把握することで精神的に余裕を持って試験に臨むことができます。
3教科それぞれ何問正解すればいいか分かったかと思います。
次からは、どのように勉強すればいいかを書いていきます。
試験対策、勉強方法は?
様々な勉強方法が紹介されているので、自分に合うものを選ぶのが一番なのですが、ここで紹介するのは筆者自身が実践する勉強法になります。
一例として参考にしていただければ幸いです。
まずは参考書を買いましょう。
これがスタートですね。
なにを言ってるんだと思われる方もいるかと思いますが、誰でも受かるような記事を見たりすると勉強しなくてもいけるんじゃないかと勘違いしてしまうものです。
筆者自身も勉強をほとんどしないで受験したばっかりに、乙4の試験を4回失敗しております。
恥をさらすようですが、過去を振り返るとこんな感じです。
1回目:参考書をペラペラめくり受験 → 不合格
2年ほど空きます。
2回目:参考書をペラペラめくり受験 → 不合格
3回目:まったく勉強せず受験 → 不合格
4回目:1週間(1日30分程度、勉強) → 不合格
5回目:2ヵ月(1日30分程度、勉強) → 合格
自己採点をまともにしてないので点数がどうだったかを披露できないのが残念ですが、こんな感じです。
なにが言いたいかというと、よっぽど予備知識がない限りは勉強しないと合格はできないということです。
話が脱線してしまいましたので戻しますと
参考書を買う。
その参考書の問題数を確認する。
そして、自分が受験日に設定している日から残り何日あるかを計算する。
そこから、その参考書を2回繰り返すには1日に何問解かないといけないかを計算する。
さらに、念を押すのであれば過去問や予想問題を提供しているサイトがあるのでその問題も2回繰り返す時間が確保できれば尚良しです。
筆者自身、勉強のクセがつくまでにすごく時間がかかる人間です。
ですので、勉強初めは3~5問程度でやめときます。これを最低でも1週間続けるようにします。
人間という生き物は新しいことをはじめることにストレスを感じます。
脳が拒絶しようとするので、最初はストレスが限りなくない程度ではじめるようにしましょ。
勉強することにストレスを感じなくなってきたら、解く問題数を増やしていってください。
過去問を解くだけで考えると
試験問題は全部で35問あります。
ですので、「1日5問」と考えれば「1週間かけて」1回の過去問を全て解くイメージです。
勉強するリズムができてくれば、こっちのもんです。
あとは繰り返し問題を解くだけです。問題をこなしていけばある程度パターンが見えてきます。
問題集や過去問を見ると繰り返し出題されている種類の問題があるのでそこは必ず押さえるようにしてください。
繰り返し解くことで知識となり身になります。
試験本番に向けて
試験会場は各地それぞれですが、高校や大学、専門学校などになると思います。
会場によって待ち時間のとき、屋外に屋根がない場合もあるので、当日の天候が雨だったりすると早く着いたときに外で待ちながら直前の勉強がやりづらいこともあります。
当日のイメージを膨らますためにも事前にどんなところで試験をするのかグーグルマップで見てみることを薦めます。
一昔前だったら現地を確認したりしたもんですが、今の時代はグーグルマップがあるので、自宅でどんなとこで受験するのか確認ができます。
便利な時代になりましたね。
試験が始まったらの話ですが、これはどの試験でも言えることです。
解ける問題から解いていきましょう。
試験時間は2時間あります。
よっぽどゆっくり解いていかない限り十分過ぎるくらい時間があります。
見たこともない問題が必ず出てきますが、慌てずに外れてもいいくらいのつもりで解ける問題を確実に解いてください。
そして、これも基本的なことですが全部解き終わったら見直しをしてください。
マークシートでの回答になるので、番号のマークミスがないか確認するようにしてください。
まとめ
これといったテクニックではなかったかもしれません。
とはいえ、勉強しないことには受かることはできない資格です。
全く危険物の知識がないという方は、紹介した勉強方法をぜひ試してみてください。
試験に合格することを願っています。
本日はここまで、です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
乙4オススメの参考書について知りたい方は下記の記事を参照してください。
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