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スマホゲームの依存の罠

マーライオン男

スマホでゲームをやりだすと止まらない。

どうしてやりだすと止まらないんだろう?

そんな疑問を解決します。

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スマホから離れられない理由

小学生までが当たり前のように所持するようになった現代。子供のスマホを注意している大人がスマホに依存していては話になりません。

では、なぜ離れられないのか?

  • そもそも問題視していない
  • 「自分でコントロールしている」と思っている
  • 「正当な理由がある」と思い込んでいる

などの理由が挙げられます。

これは、「痩せたいと言いながらも行動しないひと」、「たばこをやめようしない喫煙者」にも共通することです。

肥満を気にする人は体重計に乗らない人が多い

痩せよう、痩せようと思っている人はまだマシですが、肥満の人はそもそも体重計に乗ることをしません。

  • 体重計を買う
  • 毎日、計測する
  • 視覚化する
  • 「目で見て認識」
  • はじめて問題として捉える

スマホも一緒です。まずは、目で見て視覚化するところからはじめましょう。

iPhoneなんかは、スクリーンタイムで画面を見ている時間が表示されます。仕事、学習目的以外で使用している時間を計算してみてください。

スマホサービスの仕組み

ちょっとした隙間時間でも楽しめてしまうのが、スマホゲームの怖いところです。

  • 短い時間でも1日に何度も体験させる
  • 何度も体験を繰り返したくなるようなちょっとした快感が生まれる仕組み
  • それを次々と隙間時間に繰り返させる

人は接触頻度が高い、つまり思い出す回数が増えれば増えるほど、その対象に心を奪われてしまいます。営業マンも同じようなテクニックを使います。スマホは肌身離さず持っていて毎日ですから、効果は絶大です。

オペラント条件付けという手法が、スマホアプリではよく使われます。

オペラント条件づけ(オペラントじょうけんづけ、operant conditioning、またはinstrumental conditioning)とは、報酬や嫌悪刺激(罰)に適応して、自発的にある行動を行うように、学習することである。行動主義心理学の基本的な理論である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

わたしも過去にハマりましたが、数年前に大ヒットした「パズドラ」が良い例です。

・変動比率スケジュール

→パズドラでいうガチャ

・固定比率スケジュール

→通常の報酬(デイリーボーナス、ログインボーナス)

・変動間隔スケジュール

→キャンペーン、特別イベント(コラボイベントなど)

・固定間隔スケジュール

→曜日別ダンジョン

人の心理を見事についた手法です。自然と毎日やるたくなるように仕組みが作られています。

新しい脳の回路を作るには6週間が必要

スマホゲームの仕組みが分かったところで、どうやって新しい習慣を作るか?

  • まず、最初に宣言する
  • 快感がもたらす刺激の理由を視覚化する
  • 自分が成長することに刺激をすりかえる

この3つを実践しましょう。

まずは、やめるならやめると宣言してしまう。

そして、自分がゲームに使っている時間を紙に書き出して貼る

その時間を自分が成長するための時間として使う。

これだけです。

「サンクスコスト効果」というものがあります。

  • 人は失われる恐怖の方が痛みを感じる
  • やったらやった分だけ自分の能力や使った時間、お金などに対する証がもらえる

ゲームをやめることに痛みを感じることでしょう。課金しているゲームなら尚更のこと。

プロのゲーマーとして生き行くつもりがないのであれば、必要以上にゲームに時間を取られるべきではありません。その時間をもっと別のことに使いましょう。

成功者の考える有意義な時間の使い方

  • 将来性がある時間かどうか
  • 今、現在使っている時間を「投資」と考える

逆に、ゲームなどの「娯楽」に時間を使うことを「浪費」と考えます。

まとめ

時間を「浪費」するのではなく「投資」するものと考え行動しましょう。

本日はここまで、です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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